コラム

その「もう一言」が、定期来店を生む — カウンセリングで信頼されるお店へ

その「もう一言」が、定期来店を生む — カウンセリングで信頼されるお店へ

「技術には自信があるのに、なぜか次の予約につながらない」

じつは、お客様が美容室から離れる理由には明確な傾向があります。
厚生労働省の資料によれば、通っている美容室をやめる理由の1位は「生活の変化」、2位が「担当スタッフの技術力・提案力不足」。
引っ越しや転職といった1位の理由は、店側ではどうにもできません。けれど2位の”提案力”は、磨けば失客を防げる、コントロール可能な要因なのです。

この背景には、業界全体の厳しさもあります。
同じく厚労省の経営実態調査では、美容室が抱える経営上の問題点の1位は「客数の減少」。とりわけ個人経営のサロンでは8割超がこれを課題に挙げています。
新規を追い続けるより、来てくれたお客様にもう一度足を運んでもらうこと
——その鍵を握るのが、施術前後の”お声がけ”です。

カウンセリングをもとに悩みに向き合う

たとえば、お悩みを丁寧にヒアリングし、仕上がりを保つための来店周期まで提案する。それだけでリピート率8割超えを実現しているサロンもあります。
差を生むのは技術そのものより、「お客様のお悩みにどこまで向き合えたか」です。

特に40代以降のお客様は、抜け毛・うねり・ボリュームダウン・ハリコシの低下など、加齢に伴う頭皮・毛髪の変化を感じ始める世代。
シャンプー時に「最近、頭皮がかたくなっていませんか?」と一言添えるだけで、「このお店は私の悩みをわかってくれる」という信頼が芽生えます。
お悩みを言語化し、解決の道筋を示せるサロンは、”なんとなくの失客”を防ぎ、定期来店の理由を自らつくり出せるのです。

ヘアケア・スカルプケアは成長市場

その悩み解決の受け皿として最適なのが、スカルプケア・ヘッドスパメニューです。
ヘア・スカルプケア市場は年平均6~7%で成長を続けており、その背景には高齢化と、加齢による髪のニーズの高まりがあります。
お客様のお悩みも、市場の追い風も、すでにそろっているのです。

カウンセリングで拾い上げた一人ひとりのお悩みに、頭皮ケアという確かな答えを返す。
それが信頼を深め、次回予約・定期来店へとつながります。
まずは、シャンプー台での「もう一言」から始めてみませんか。

▼情報ソース

・美容室をやめる理由(1位「生活の変化」/2位「技術力・提案力不足」):厚生労働省「今日から実践!収益力の向上に向けた取組みのヒント(美容業編)」

・経営上の問題点1位「客数の減少」(個人経営81.7%):厚生労働省「平成27年度 生活衛生関係営業 経営実態調査報告(美容業)」

・リピート率の目安(30〜40%)・来店周期提案によるリピート8割事例:Bizリジョブ/業界メディア(個別サロン事例)

・ヘア・スカルプケア市場の成長率(年平均6~7%)・高齢化要因:各種市場調査(Grand View Research 約7.0%/Spherical Insights 約6.7%/Coherent 約6.5%)